グレイ世代の縮毛矯正

縮毛矯正

グレイカラーを頻繁にしている方の縮毛矯正です。お住まいが近くでは無いので普段はお近くのサロンでカラーをしてもらい、おクセが「もう手に負えない!」というくらいまで伸びてきたら矯正とカラーをしにわざわざお越しいただいております。

グレイカラー繰り返し毛の縮毛矯正

グレイカラーを繰り返ししている毛髪はサイクル 頻度にもよりますが、残留しているアルカリ成分やキューティクルの剥離などによってかなり水分が抜けていきパサパサ・きしみが酷くなっています。

また、元々のクセが強い髪質は水分量も元から少ない場合があるのでさらにダメージが進んでいる事も多いです。

before 2年近くぶりのご来店
クセもありますがカラーダメージでの乾燥グセもかなり見られます

世代によっての施術の違い

学生さんのおクセが強い矯正の場合は「とにかく根本から真っ直ぐにしたい」という希望が9割のため、希望通りまっすぐになるよう進めていきます。

もちろん希望は様々ですので

「自然にクセがある程度伸びてれば良い」

「アイロンで巻きやすい様に毛先は真っ直ぐにしないで残ってても良い」

「かなりクセが強いけどボリュームさえダウンしていればクセは残ってても良い」

などなど色々な希望がありますのでご希望に沿うように進めていきます。

根本は潰したく無い

「クセは伸ばしたいけど根本が潰れるのは不自然に見えるから避けたい」という方は多いです。年齢とともに髪の毛も細くなっていったり少なくなっていきます。ですので根本のボリュームは極力残しながら進めていくとより自然な仕上がりになってくれます。

前髪の伸ばし方

前髪も様々ですが大抵の方は真っ直ぐにはしたく無いという希望の方が多いのでピンピンにはならないように、特に毛先が針金のようにならない様、自然に仕上がるように進めます。

※クセが強くて真っ直ぐにしたい場合はもちろんそうします

ツヤ感が出るように

水分量が段々と減ってきてしまってる髪の場合、極力水分を今以上逃さず、また入れ込みながら状態を見ながら進めていきます。その際髪質によっては【クセ伸ばしを取るか・ツヤ感を取るか】の選択になる場合があるのでそこは相談しながら進めていきます。

カラーの色味のご提案

褪色などで黄色味が強くなっていたり、ツヤ感が弱く見える場合は、カラーの色味も落ち着いたブラウンや少し赤みの入った色味をお勧めします。ブラウンや赤みはツヤ感を表現しやすい落ち着いた色味でもあるのでご希望の方にはそう説明しています。

薬液選択はかなり大事

今回のお客様の様な状態で、クセが強いからといって強めの薬を使ってしまうとダメージに直結してしまいます。グレイカラーの繰り返し毛は見た目以上に髪に負担がかかり残留している悪い物も多いので、慎重な薬液選択が必要です。通常のカラー毛とは違う状態ですね。

強いクセでも弱い薬で伸びることも。

上記の通りの髪の状態なので、クセが強くても弱めの薬で作用することもあります。その方が負担もかけず、仕上がりもより自然に見えてくれます。

あえて薬塗布しない。

すごい強いクセや健康毛なら話は別ですが、それほど強くない弱いクセ、本人もあまり気にして無い場所の弱いクセなどはあえて薬を塗らないという方法もあります。ダメージ毛の場合そういう場所の髪は予期せぬダメージも起こり得ますので相談説明の上でその様にすることもあります。

弱めな薬で伸びればそれが1番

髪のダメージなどを見て、弱いソフトな薬でクセが伸びるのが1番負担もかからず、ツヤ感も残り、自然なシルエットに仕上がります。

やはり一番大事なのは髪の毛に負担をかけずに施術していくことだと思います。ダメージ毛であればなおさらです。

after カラーも落ち着いたブラウン系に
トップのボリュームは極力残るように

まとめ

今回はグレイ世代の方、グレイカラーを頻繁にしている髪の毛の矯正のパターンでした。

髪質やクセの強弱は当然ながら、世代やそれに合わせた進め方も大事になってくると思います。

またカラー毛の中でも、明るく高明度であれば見た目も明るくて「ダメージあるかも?」とすぐに予想できますが、暗めのグレイカラーの場合実際に触れてみたりシャンプーしながら確認してみないと見ただけではわからない場合が多いので事前のカウンセリングはしっかりとしなければいけないと思います。

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