ハイトーンカラーを繰り返ししているとかなり乾燥する。
明るい髪は乾燥しやすい。ナゼなのか。
カラーにもいろんな明暗がありますが、明るいのが好きな方・暗めが好きな方、様々ですね。
そんな中で明るめのカラーはより乾燥しやすいというお話です。
ヘアカラーなどをすると明るめでも暗めでも髪の毛がアルカリ性に傾きます。(健康毛は弱酸性)アルカリに傾く事で髪の表面にある「キューティクル」が開きます。そうなると髪の毛の水分が逃げていってしまうのです。
これはカラーでもパーマでも矯正でも同じ事が言えます。
初めてのカラーやパーマ、矯正の場合、髪の毛もまだまだ丈夫な段階でのキューティクルの開きなので、しばらくすると開いたキューティクルも落ち着いてきます。
ですが何度もそういうことを繰り返したりちゃんとした後処理などしておかないと、キューティクルも開きっぱなしの状態、もっとひどいと剥がれてしまって水分を全く維持できない状態になってしまいます。
そうなるとどんどん水分が逃げていき、パサパサのツヤの無い髪の毛になってしまうのです。
カラーで言うなら、明るめハイトーンの場合はこのアルカリ反応が強い為(ブリーチ効果が高い)、さらに繰り返す事で暗めのカラーリングよりも乾燥しやすいというわけです。
※※暗めのカラーリングだからと言って乾燥しにくいわけではありませんので注意が必要です。
他にもある乾燥の原因
カラーやパーマなど美容室での施術以外にも髪の毛の乾燥する原因はたくさんあります。日常生活のなかでも特に身近に関係していることを挙げてみます。
・濡れたあとしっかり乾かしていない。
髪の毛が濡れたままですとキューティクルが開きっぱなしの状態になっています。しっかりと乾かすことでキューティクルを閉じ、水分を逃がさないことが大事です。ロングヘアの方に多いのですがしっかり乾かしたつもりでも意外と毛先のほうがまだ乾いてなくて…ということもあるみたいです。
・ドライヤーのやりすぎ、髪に近すぎ
ドライヤーでしっかり乾かさなくてはいけませんがやりすぎも良くありません。必要以上に乾かしすぎるとカラカラになってしまいますし静電気も起こりやすくなります。髪の毛に近すぎるのも高温になりすぎ、毛が焼けてしまいパサパサになります。ヘアアイロンも同様ですがこちらの場合はもっと高温なのでより乾燥しやすいです。
・紫外線にあたる
夏場などは日傘や帽子などで直射日光から守ってあげるのが大事です。しかしこればかりは自然現象なのでなかなか難しいですね。
…など色々原因はありますが意外と気づかない事でもあります。
髪を乾燥から守る方法
髪の毛をしっかり乾かすのは説明しましたのでその他に乾燥から守る方法として、
・トリートメントをしっかりする
髪質によって合う合わないもあるので今の自分の髪の毛に合った物を使うのが大事です。シャンプーも同様です。髪質・ダメージによっては重くなりすぎてしまったりべたべたしてしまうものもあるので注意が必要です。
・ヘアオイルやクリームなどで保湿
ダメージが進んでしまっている場合オイルやクリームをつけることも大事です。つけすぎはベタ付きの原因なので良くはありません。つける量やつけ方も大事になってきます。
・自分でカラーしない
市販のカラー剤もたくさんあり、「◯◯トリートメント配合」「△△オイルでダメージレス」などパッケージに書いてたりしますが自分でやってたらほぼ100%痛みます。
セルフカラーをしててダメージの無い人に会ったことは一度もありません。みんな乾燥して硬くパサパサになっています。
グレイヘアの方のホームカラーだと頻繁にやりすぎてもうどうしようもなくなってしまっている方も多々います。水でぬれただけで髪がち切れてしまったり。ここまでになってしまうとどうしようもできないです。
ハイトーンカラーをしていると薬液の関係でダメージ・乾燥しやすいのは当然ですが日常でも乾燥は起こりやすいので気になる方は少しづつ改善していって見てはどうでしょうか?
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