縮毛矯正後の
トリートメントを選ぶコツ

縮毛矯正後のトリートメント皆さんはどの様に選びますか?まずは「髪の状態」確認する事が大切です。お友達の声やTVなどのコマーシャルに惑わされてはいませんか?髪の状態・髪質はひとり一人異なります。まずはご自身で毛髪状態を確認して見て下さい。
【ページ内目次】

①髪質・くせ毛・人工的ダメージ毛によるレベル判断
②クセ毛とダメージ毛は違う!乾燥=ダメージに思われやすいが正確には
③乾燥原因の毛髪内部の水分量について
④トリートメントの役割と希望する仕上がりを意識してタイプ別選び方
⑤トリートメントはメーカーにより差が大きい

natyヘアケア商品
【point・トリートメント選びは毛髪状態から】
□手触り感は乾燥してパサついている
□クセ毛が有る・ない
□毛髪の太さは硬毛・普通毛・軟毛
□カラーリングをしている?いない?どちらですか「白髪染め・トーンアップカラー」
□スタイリング剤を使用している「スプレー・ワックス・アウトバストリートメント」
□セット時にストレートアイロンまたはカールアイロンを使用している
□縮毛矯正・パーマなど毛髪内部結合に作用させる技術を定期的にされている?
※このようにまずはご自身の毛髪の状態を確認するかとから始めましょう。

髪質・くせ毛・人工的ダメージ毛によるレベル判断

大きくく分けると髪質・クセ・人工的ダメージのこの3つで判断をして下さい。

「髪質・軟毛編」

□柔らかい毛髪+クセ気になる+ダメージる気にならない=ローダメージ
□柔らかい毛髪+クセ気になる+ダメージ気になる=ハイダメージ
□柔らかい毛髪+クセ気にならない+ダメージ気になる=ミドル~ハイダメージ
□柔らかい毛髪+クセ気にならない+ダメージ気にならない=ミドルダメージ

「髪質・普通毛編」

□普通毛+クセ気になる+ダメージ気にならない=ミドルダメージ
□普通毛+クセ気になる+ダメージ気になる=ハイダメージ
□普通毛+クセ気にならない+ダメージ気にならない=ローダメージ
□普通毛+クセ気にならない+ダメージ気になる=ミドル~ハイダメージ

「髪質・硬毛編」

□硬毛+クセ気になる+ダメージ気にならない=ミドルダメージ
□硬毛+クセ気になる+ダメージ気になる=ハイダメージ
□硬毛+クセ気にならない+ダメージ気にならない=ローダメージ
□硬毛+クセ気にならない+ダメージ気になる=ミドル~ハイダメージ
※このような感じに区分をする事で自分の髪質に合わせた商品選択を考える事が出来ます。

クセ毛とダメージ毛は違う!乾燥=ダメージに思われやすいが正確には

□クセ毛はダメージの乾燥とは違う(疎水性で結晶領域が多く、水分が少ない・吸収しにくい)
□ダメージ毛の乾燥は毛髪内部結合の溶解・流失による水分・資質の低下による
※このようにクセ毛の乾燥とダメージの乾燥一緒に考えてしまう方も多いのではないでしょうか?
【そこで早わかりpoint】
□くせ毛は縮毛矯正を髪に負担なく施術をする事で物質間引力が働き直毛にする事でツヤ感が生まれます。
□一方ダメージの乾燥は施術するための結合組織が流出してしまう事で物質間の力が少なくツヤが生まれない為、毛髪内部、表面とトリートメントによるコーティングをしなければなりません。
※パーマ、カラーリングも同じことが言えます。

乾燥原因の毛髪内部の水分量について

毛髪内部の水分量
※縮毛矯正後は上記の「固定水」の中のたんぱく質の結合水が分解されることで毛髪内部に水分を抱え込む力と場所がなくなる為に自由水と一緒に減少してパサつきの原因になっています。

トリートメントの役割と希望する仕上がりを意識してタイプ別選び方

□下記の図の様にトリートメントは表面吸着つまりキューティクルの裏側までの範囲となります。
□毛髪はウエット・ダメージが多くなるとマイナスに傾きます。(ウエット状態でキューティクルが開く)
□プラスの電位を持った油分や界面活性剤が付きやすくなり一時的に質感が上がりますが次回のシャンプーをする事でリセットされます。
□洗う事で取れたら、またトリートメントを塗布するこれが日々のホームケアトリートメントです。
ここでお分かり頂けますでしょうか?下記の図の様にしかトリートメントは浸透しませんあくまでも疑似的な手触りUPを考えての商品と言う事です。【トリートメントでは人工的ダメージ毛の完全修復はできないという事】

□軟毛のダメージ毛はしっとり成分が多いと重くなる・乾きにくい為しっとり控えめでブローロションなどで調整
□普通毛の場合はしっとり成分が多くてもベタつき酷くはない特にミドルからハイダメージはアウトバストリートメントで調整
□硬毛の場合はミディアムダメージ~ハイダメージ同様しっとり成分が多めが良いが乾かす前後でブローロションやアウトバストリートメントなどを調整付け
※ダメージの酷い方は表面に被膜を作り定着した成分を逃がさない様にする事も大切
(仕上げのアウトバストリートメントが有効)オイルは酸化しやすく外からの水分や施術時の薬剤の妨げに

トリートメント剤はメーカーにより差が大きい

□しっとりメイン
□サラサラメイン
□修復メイン【特殊なタイプ】基本的にはサロンメニューがメイン
但し各メーカーが独自路線をメインに打ち出していますから正直試しながら見つけるしかないのが現状ですね。
しっとりやサラサラ感はご自身で感じやすいので比較的わかりやすかも、しかし修復メインになるとちょっと複雑です。
と選び

修復をメインに考えた場合このお米の部分になります。
PPTと言う疑似たんぱく質をバランスよく定着させなければなりませんが疑似的にいれたものは外部に出やすいと言われています。
ここで大切なのがシャンプー剤アミノ酸系(タンパク質の元になる成分)のシャンプーになります。
常にたんぱく質を補いながら洗いPPT配合のトリートメントで修復を繰り返す。
ちょっとお金も手間もかかりますが修復が必要な髪は・・・
毛髪のダメージ修復
この様な感じの髪は常に補わなければなりませんが完全修復はいつもお話をしています通り無理
ダメージを作らない施術を受ける事が大切ではないでしょうか?