縮毛矯正後のシャンプー剤選びについて

縮毛矯正後のシャンプー選び何を使用して良いのか迷っていませんか?
今回はダメージ毛に最適な配合成分「アミノ酸系」についてご紹介致します。
まずはアミノ酸組織・成分について

アミノ酸てなに?

アミノ酸とはたんぱく質の元になり毛髪や皮膚など体を形成するには大切な組織・成分です。
種類は20種類、自然界や合成的に作られる物まであり植物系・動物系となります。
このうちの19種類の構成パターンで一本の毛髪として特殊なケラチンタンパクとして出来ています。このケラチンタンパクは爪なども同じケラチンタンパクでハリこしがあります。
基本的には体の毛細血管などから栄養を取り入れ形成されます。

アミノ酸はどの様に生成されるの?

20種類のアミノ酸のうち、人間の体内で合成することができる11種類のアミノ酸を「非必須アミノ酸」と呼び、体内では合成することができず、必ず食事からとる必要がある9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。
【アミノ酸の種類】
BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)
グルタミン・アスパラギン酸・グルタミン酸・アルギニン・アラニン
プロリン・システイン・リシン(リジン)・トレオニン(スレオニン)
アスパラギン・フェニルアラニン・セリン・メチオニン・グリシン・チロシン
ヒスチジン・トリプトファン

シャンプー剤に含まれるアミノ酸は?

それぞれのアミノ酸効果により泡立ち・洗浄効果・手触りなど変わります。

□グルタミン酸系の洗浄成分は、保湿力が高く、しっとりとした指通りのいい髪に仕上がるのが特徴です。

ココイルグルタミン酸Naやココイルグルタミン酸TEAの他、ラウロイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸TEA、ステアロイルグルタミン酸Naなどがこれに該当します。

□アラニン系の洗浄成分は、なんといっても泡立ちの良さが特徴です。

グルタミン酸系よりも洗浄力が強く、時間をかけずにシャンプーできるので、忙しい人にぴったりです。

ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNaなどが配合されているものがこれにあたります。

□グリシン系の洗浄成分は、アミノ酸シャンプーの中で洗浄力の高さと泡立ちの良さにすぐれています。

頭皮を傷めずにしっかり洗いたい、という人はグリシン系洗浄成分配合のものを選ぶと良さそうです。

ココイルグリシンNa、ココイルグリシンTEA、ココイルグリシンkなどがこれに該当します。

□タウリン系洗浄成分を配合したシャンプーは、ふんわりサラサラに洗い上がるのが特徴。

髪をふんわりボリューミーに仕上げたい人にぴったりです。
さっぱりした洗い心地もポイントです。

ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNaなどがこれにあたります。

□サルコシンを洗浄成分にしたシャンプーは泡立ちの良さがポイントです。

グルタミン酸系と比べると洗浄力も強めです。

代表的な成分として、ココイルサルコシンNaやココイルサルコシンTEA、ラウロイルサルコシンNaなどがあります。

□アスパラギン酸を洗浄成分としたシャンプーは洗い上がりや泡立ちがよく、刺激が少ないので頭皮ストレスを軽減します。

ラウロイルアスパラギン酸Naやアシル(C12、14)アスパラギン酸TEAが配合されているものがこれに該当します。

・PPT系(アミノ酸系番外編・補修メインのシャンプー)

アミノ酸系でもPPT系は(タンパク質疑似成分)の為非常に補修能力に優れている為、キューティクル剥離や毛髪内部流失などのハイダメージ毛にはおススメしたいシャンプー剤です。ただし昔からPPT系のシャンプーは泡立ち(洗浄能力)低い為物足りない方も多いので敬遠されがちですが元々ダメージが進んが毛髪は余分に洗う必要はないのではと思います。
基本的にはトリートメンで洗うイメージで良いのではないでしょうか?
毛髪のダメージ修復
成分「ココイル加水分解コラーゲン ラウロイルシルクアミノ酸系など」

ちょっと横道point‼ベタイン系シャンプー=両性界面活性剤コカミドプロベタインについて

アミノ酸系~高級アルコール系のシャンプーにも含まれるコンディショニング剤として
両性の特徴ゆえにコンディショニング性が高く低刺激で敏感肌・カラー・パーマをしている方向け。
泡と粘度を高め、刺激性を低下させる

コカミドプロピルベタインの役割としては上記増粘作用とともに、アニオン(陰イオン)界面活性剤の刺激性を抑える、帯電防止効果によって指通りを改善すると言った効果を期待されます。特に、帯電防止効果は陽イオン(カチオン)界面活性剤の特徴であり、両性界面活性剤単体では肌に刺激となってしまう、という特徴はこの陽イオン(カチオン)の部分の特性といえます。

pH によって親水基の部分がプラスに帯電したり、マイナスに帯電したりする

ラウレス硫酸ナトリウム系とは切っても切り離せない
市販で多く見かけるラウレス硫酸ナトリウム系のシャンプーには、必ずと言っていいほどコカミドプロピルベタインが配合されています。 
ラウレス硫酸ナトリウムのデメリットであるダッシュ力の強すぎる点や、泡立ちの不安定さを補うために欠かせないのがこの両性界面活性剤といえます。

硬水中でも安定
もう一つ、石鹸にもコカミドプロピルベタインが配合される例がありますが、石鹸の弱点である水道水中のミネラル文と結合して石鹸カスが発生し洗浄力がなくなってしまう問題を、この両性界面活性剤が予防してくれるのです。

ミネラル文の多い水質(硬水)中でも高い増粘作用を提供し、石鹸やアニオン界面活性剤の泡立ちの不安定さを底支えするのが得意な界面活性剤がコカミドプロピルベタインです。

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一度は使用してほしい商品cotaのご紹介です。
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※サロンでは数か月に一度のケアや施術になりますが残りの360日とお話をしてもよいくらいご自身でのお手入れがほとんどです。
日々のお手入れこそより何時までもキレイでいられる秘訣です。
髪はお客様と共に育てていかなければ次回の施術にも影響がでて思い通りのスタイルやデザインが成立しません。
いつまでもキレイな美髪でいられます様に・・・