縮毛矯正後のお手入れヘアケアとセット方法
スタイリングと言っても現在はたくさんの器具やスタイリング剤数多くあり何を選んでよいのか迷う方も多いのではないでしょうか?希望する質感やデザインを実現させるために必須ですが反面毛髪に与える影響も出てきます今回はしてはいけない事などを含め触れていきます。
シャンプー後の髪の扱い方次第では
シャンプー後の髪!!^^みなさんはどの様にしていますか?
今回お手入れ次第では髪の状態は変わるをお送りしたいと思います。
濡れた髪のタオルワークとは?
シャンプー後に髪の状態考えたことありますか?
毛髪はシャンプーつまりシャワーをかけることで水分を30%ほど吸収します。
つまり水のPH値7によりキューティクル(毛髪のPH5・5前後が開くことで水分を毛髪の中に取り込むわけです。
開いたキューティクル状態でゴシゴシタオルで拭き取ることはダメージ毛の場合リスクが起きますのでまずは丁寧に包み込みながら拭き取ることをおススメします。
ブラッシングの有効性はなに
ブラッシングと言えば通常ドライ状態で行い・動物性の毛先で摩擦熱が少なく頭皮に優しい物そして皮脂を毛髪にまんべんなく伸ばしツヤをだす事が出来るのが本来の目的ですが現在はちょっと違った形に変化しています。
□通常シャンプー後にタオルドライをしてから乾かしに入りますがダメージ毛は絡まりやすくスポンジの様に過剰に水分を吸い込むためいきなりのドライヤーはできません。そこで皆さんはどの様に対処されますか?
□絡んでいてもドライヤータオルで拭きながら乾かす。
□目の粗いコームで絡みを取りドライヤーをあてる(コームですとどうしてもスムーズに解けませんね。
※【ここでnatyおススメの必須ヘアブラシアイテム】
この商品は通常ブラシはドライ状態で使用しますがこちらの商品はタオルドライ後ウエット状態での使用が可能
毛量に関係なくスムーズに梳かし上げます。
特にダメージ毛はきれいに梳かし面を整えるのがコツそしてブローローションやアウトバスTなどを使い摩擦をかけずに乾かすのが一番です。
スタイリング剤の使い方と意味
□スタイリング剤と言ってもたくさんありますよね。
□髪を固定させる・ツヤをだす・滑らかにする・保護するなど非常にたくさんのアイテムがあります。
□反対にシリコンなど油分の多い商品は疎水性に傾き美容施術の妨げになりますのでご注意下さい。
□上手に使う事でアンチエイジング効果はメークだけではなく毛髪にも非常に有効ではないでしょうか?
□ほとんどの方が一度切りや使い方が分からないなど眠っている物もあるはずです。
□もう一度ドレッサーや小物入れを確認して下さいきっと役に立つアイテムがたくさんあるはずです。
□用途・使いかた・応用すればいくらでも無駄にはならず最高のヘアーサポートアイテムになります。
□それではいくつかの種類に分けてご紹介します。
スタイリング剤の種類
□スプレー(仕上がり感=ドライ状態・セット力=強い)
□ミスト (仕上がり感=半ウェット状態・セット力=強い)
□ワックス(仕上がり感=ドライ~ウェット感・セット力=ハードに固まるものからツヤをだす程度まで)
□ジェル(仕上がり感=ウエット・セット力=ハード~ソフト・ウェーブ~ストレートヘエアー用)
□フォーム(仕上がり感=ウェット・セット力=ハード~ソフト・ウェーブ~ストレトヘアー用)
□ヘアクリームが進化(最近はアウトバストリートメント系=質感UPツヤだし目的・ロング~ショートまで)
□オイル(毛髪表面のコーティングが目的・熱による酸化が進みダメージの原因に・疎水性になり施術、不可の可能性ありつけ過ぎに注意)
□ブローローション(クシ通りが滑らかになりダメージ毛~ロングヘアーの方にはおススメ・つけ過ぎに注意)
スタイリングの成分内容はこれだ
□ワックス
※主要成分:水・固形油分(ろう)界面活性剤によってホールドしながらデザイン・スタイルを作り上げるかたまらない為何度でもスタイル作りが可能になります。
□ジェル
※主要成分:水・増粘剤・セットポリマー・髪をウエット状態で固めたり、タイトなセットが出来る、粘性が高いので必要な部分に必要なだけ使う事が出来る
□アウトバストリートメント
※主要成分:水・液状油分(コンディショニング剤)界面活性剤・現在は昔のヘアークリームに代わりアウトバストリートメントが主流ツヤをだすのが目的なのでセット効果なし(固形油分ろうが含まれない)
□ムース・フォーム
※水・界面活性剤・ガス・セットポリマー・油分(固形or液状)きめ細かい濃密な泡を作り出しやすくタイプによりウエット仕上げからドライ仕上げまで固めるものから柔らかい物まで現在は多種多様
□スプレー
※ガスタイプで回りに飛びやすいので振りかけるときは注意が必要
①固めるタイプはアルコール・ガス・セットポリマー
②ツヤだしタイプはアルコール・ガス・液状油分
□ミスト
※ノンガスタイプでつけたい場所にピンポイントでつける事が可能
①固めるタイプ=アルコール・セットポリマー
②ツヤだしタイプ=水・コンディショニング剤
□ブローローション
※ノンガスタイプミストに似ているが質感UPのみを考えて作られた
水・界面活性剤・コンディショニング剤
スタイリング剤の塗布の間違えは終わりにしましょう
皆さんはスタイリング剤の用途に応じた選び方・使い方・手に取る量を考えていますか?
【一番の間違えpoint‼】
□塗布量が多すぎ
全てに言えますがまずは少量を付けて下さい。
それでも足りなければ少しづつ付け足す事が大切です。もしくは当日そのままで足りないと感じていたのなら翌日量を調整してみることが大切です。
□用途に応じて選んでいる様で間違えている
固める・しっとりさせる・ツヤをだす表示がありますが髪の太さやダメージ状況により効果が出ない・出過ぎるなど細かい事商品をお持ちになり、現場の美容師さんに相談してみる事が大切です。
□ジェル・クリーム・ローションタイプは用途をいかして混ぜ合わせる事が出来る
エマルジョン系(界面活性剤)が入っている物は混ざり合う事が出来る為単体で使いながら混ぜ合わせる事でセット効果やツヤだし効果を髪の状態や髪質に合わせる事が可能です。
□ウエット状態なのかドライ状態なのか用途が生かしきれていない
よくある間違えでドライ状態の方が効果的に生かせる商品がウエット状態で使う事で生かされない場合と反対になる事で効果を引き出せる場合があります。
特にダメージ部分はウエット?ドライ?または毛先?中間?どこまで塗布を重ねてよいのか?
例えばアウトバストリートメントは?ウエットは薄まりコームワークでキレイに伸ばせますがドライ状態では初めに付けた部分にのみ定着これでは良さを生かしきれませんよりべた付き重くなります。
反対にセット効果を狙ったものは完全にドライ状態が有効・但しジェル系はどちらでも生かせますね。
※最近はあまり必要とされませんがセット時にかけるスプレーは至近距離での使用を重ね塗りつまり毎日使う方はキレイに落ちていない場合毛髪に付着したままになるとどうしても白く糊のように固まり取れなくなりますのでご注意下さい。
【スタイリング剤のまとめ】
全てにおいて応用が利く為それだけしかできないのではなく一つの物でも水分を与える事でより効果的に薄めて使う事も出来ます又2種類以上あれば違う混ぜ合わせる事で今まで使わずに置いて有った商品が生かせる事にもつながります。使いかたは自由です貴女目指すスタイルにカスタマイズして見てはいかがでしょうか?
私はよくハードタイプのワックスとツヤ出し効果のアウトバストリートメントをその時のスタイルに合わせバランスよく混ぜ合わせ使います。ただし多くとり過ぎてはいけません使い物にならなくなりますのでご注意下さい。
質感を上げるためには何が有効
□一般の縮毛矯正技術では毛先や中間などがパサつき・ツヤ感維持できなくなっています。これは毛髪内部構造の分解・流失する事で水分・油分が維持できない為に起こる現象です。
この様な時に一番有効なのが中と外から効果を上げるアウトバストリートメント&ブローローションではないでしょうか?
□最近は意外とブローローションが使われていないのが非常に残念です。半面オイルやアウトバストリートメントに走りがちではないでしょうか?今まで本ページ上でもお話をしていますがまずは毛髪に保湿成分を取り込む事そして取り込んだら蓋をすることが大切です。
ブローローションのほとんどが水分そして主要成分が少しで出来ています毛髪に塗布しても残留性が少なく毛髪にまんべんなくキレイに浸透させる事が出来ますので非常に扱いやすい商品ですまたブローをする時の摩擦が少ない為毛髪を保護守ってもらえますそして乾かしパサつきが気になる様であればここで初めてアウトバストリートメントを使用する事で表面に被膜を作る事が出来ると質感の持続時間が違います。
ドライヤーとセット器具について
現在はたくさんのセット器具でも種類が数多くあります。
ドライヤーから始まりストレートアイロン・カールアイロンなど身近に使用できるようになっています。が基本は熱を伴うもので毛髪の水素結合に働きかけ形状を作り上げます。
極度に傷みのある乾燥毛に関してはセット持ちが悪い(水素結合が少ない)反対にバージン毛などしっかりした毛髪は(キューティクルしっかりしていて熱が通りにくい)形状が作れないなど経験された方も多いと思います。
しかし一番怖いのは毎日熱を伴うセットでテンションのかけすぎで毛髪が熱による変性を起こすことです。最近の美容技術では薬剤では枝毛がほとんどで来ません一番の原因は【物理的ダメージ=熱】によるものです皆さんも気を付けて下さい。
【ワンポイントアドバイス】
□よくオイルをつける方がいますがオイルは熱に反応よりヒートアップしながら油分ですので毛髪にこびりつき取れなくなり硬化現象が起き美容施術の妨げになりますのでご注意下さい。
必見!クセが伸びてきても安心ドライヤーの正しい使い方でボリームダウン
ドライヤーの風どちらに当てますか?前から?横から?上から?ほとんどの方は前方向からのドライヤーが基本ですよね^^
実はクセ毛の方の場合どうしても前方向からの風で吹き上げてしまうと本来の毛髪の生え方からすると逆らうようになります。これではクセが伸び始めてくるとよりボリュームが出てしまい収まりの悪いスタイルになります。
前から乾かす事は重力に逆らい反対にボリームが出てしまいます。
イラストの様に毛髪はつむじを中心に放射状に前に毛髪が生えています出来るだけ逆らわずに後ろから前に向かいドライヤーを当てる事で格段にボリュームが減少します。
乾かして終わったら今度は前から後ろにドライヤーの風を送る事で真っすぐに下に落ちますので後のアレンジスタイルがすごく簡単にそしてブローをしたのと変わらない感じにツヤ感もアップします。是非皆さんもお試し下さい。
natyではゲストの皆さんにたくさんの知識を持って頂く事で私たちの技術もより生かす事が出来ると思っています。24時間メールにてお気軽にご相談できるように受け付けております困った時はお気軽に何でもお尋ねくださいお待ち致しております。
[…] 縮毛矯正後のお手入れ・セット方法(2020年11月18日) […]