毛髪科学よりミクロの世界へ貴女の髪本当に大丈夫?ですか

【point1】

正常な毛髪状態の断面図この様に健康で傷みの無い毛髪は18種類のアミノ酸がペプチド結合・水素結合・シスチン結合などにより一本の毛髪として成り立っています。一見すると分りにくいのですが各結合が有りパーマ・矯正・カラーリングなどの薬剤を作用させる為にはなくてはならない毛髪内部の大切な結合組織となります。
毛髪は死滅した細胞組織の為薬剤を塗布してもカットをしても決して痛みを感じる事は有りませんが知らない間に傷みが出て来ています。


【point2】

今度は薬剤により毛髪内部構造が溶解・流失してしまった毛髪内部の写真です。この様にパーマ・カラー・矯正等の各施術により毛髪内部や表面を守っているキューテクルも損傷剥離してしまします。皆様はこの様なミクロの状態を目にする事は無いとは思いますがこれが現実毛髪内部に起こっている事です毛髪は見た目以上に内部構造が損傷しているケースが多い事が現実です皆さんはこの様な経験はありませんか?過去に矯正・パーマをかけ初めはすごくキレイになっていたが回数を重ねるごとに質感やかかり具合が思う様にならなくなってしまったと経験された方はどの位いらっしゃるでしょうか?


【point3】
写真は物理的ダメージにより一点に負荷がかかり白くなり引っ張ると簡単に裂けて断毛する状態です。よく枝毛の多い方で白くて引っ張ると簡単に切れる状態を見る事が出来ます。


【point4】

この写真は炭素化と言います矯正技術やデジタルパーマ又は日々のセットでアイロンを常用している方に見られる状態です。炭素化つまり水分や脂質が完全に無くなり硬く剣山の様になり毛髪本来のしなやかさやツヤ・弾力が全て奪われている状態の毛髪状態です。特に矯正の方ではパッンが嫌だとの意見がございますが最悪のケースではこの様になりスタイリングにも影響が出てきます。


【point5】

枝毛の裂け始めた状態ですこの様に一度裂けてしまうと元には戻る事は不可能です早めのカットで対処をしないとより以上に裂け続けてしまいますので気になり始めたらまずはご相談してみてはいかがでしょうか?


【point6】

こちらはキューティクルが剥離し始めている映像です。ご覧の通りに本来は毛髪内部を保護し水分脂質を維持し質感を保ってもらえる構造が行き過ぎた施術によりダメージを受けている状態です。また現在のヘアケア事情にについても一つ言えるのですがこの様な状態で刺激の強い石油系シャンプーなど界面活性剤の働きでより以上に水分や脂質やせっかくサロンでお金をかけたトリートメントなどの保護材も無駄にしてしまいますのでご注意下さい。