サロンとお客様の施術についての温度差・1


これから何回かに分けてサロンとお客様の相違点あるあるを連載してみたいと思います。
簡単なことだけど・・・
何か釈然としない?
これサロンの説明不足?
初めから説明して?
どうしてこうなるの反対にどうしてこうならないの?
などなど・・・
たくさんのお悩みがあると思います私も美容歴30年~のキャリアにかけて・・・

natyでは少しでもお客様目線で技術を共有したいので楽しくご覧いただければと思っています

【今回はあるサイトの記事をご紹介】

カラーやパーマをすると一気に髪が傷む…


1 ブラッシング・シャンプーでの摩擦
2 コテやドライヤーによる熱
3 一年中降り注ぐ紫外線
4 ヘアカラー・パーマ

「カラーやパーマをすると一気に髪が傷む…」と思っている人が多いようですが、実はそれよりも髪にダメージを与えているのが「摩擦」や「熱」なんです。


なるほど・・・
確かにカラーやパーマをかけて一気に傷むなんてありえません・・・
ここは私も同じです
施術をすること=ダメージとは限りません。
私たちnatyとしてもお客様の置かれた環境が大切ということです^^
また薬剤を使用するということは必ず化学変化が起こりますよねお薬と同じです
お薬は進行を抑える力と副作用が隣り合わせ・・・
美容技術もカット以外はすべて毛髪に何かしらの変化を与えること
変化を与えることでヘアー・パフォーマンスが生まれます・・・
ここが一番のキーポイントです
不可逆毛=可逆毛
つまり不可逆毛にさせない施術が大切なのですお分かりいただけます?
元に戻れない状態を作ってしまうとどうにもなりません・・・
時間経過で当然、水分や脂質が維持できずパサつきが起こります。
施術中にいくらトリートメントをしてもあまり効果は得られません
それなら・・・
初めからダメージにかかわる原因を抑える事が最善では?
いつもの通りここでアクア保湿技術が有効な施術方法といえます。

どうしたらカラーで傷むの?

カラーは頻度や施術方法により当然1・2・3を通り越し傷むのは事実です・・・
薬剤のメカニズムが根本にあります・・・
髪はタンパク質
強酸・強アルカリはタンパク質を分解します
カラーは分解しない程度(可逆)アルカリで髪を柔らかくします
次に染料を毛髪に入れたり・メラニンを分解
色の明度や色素を整え希望の色に変えてます・・・
当然流して落としますが毛髪内部にはアルカリが残留しています・・・
ここでまたアルカリ反応を繰り返し起こすのがブリーチです
つまり短時間に何度もアルカリに漬けながら酸素を発生メラニンを分解する事で
金髪に近い明度にしますから正直一度で壊れます・・・
お分かり頂けましたでしょうか?
次回もお楽しみに・・・