失敗した縮毛矯正と白髪染めの関係についての解説

現在40代以上の方の矯正での一番の悩み【縮毛矯正失敗】なぜ起こる
今回は分かりやすく実際の施術例で解説してみましょう。
【施術前】


【毛髪診断内容】

カラー・(白髪)1ヶ月に1度
矯正歴・半年に一度続けている

クセの種類・念転毛・中波状毛・弱波状毛

毛髪状態・パサつき乾燥状態max
表面アイロンによる物理的ダメージ・・・
毛先5~7㎝に以前のビビり系ダメージ・・・
水で毛先の毛髪はちぎれる・極度の親水性【塩結合】が成立していない。
サイド・左側・黒丸エリアビビりあり
バック・中央にビビり・クセ戻りあり
新生部7~8cm(戻り中間にあり)


【総合判断結果】

ここまでの状態になるまでどうして施術を続けてしまったのか悲しい状態です。
これはお客様も・美容師も悪いわけではありません・・・

お客様は美容師を信じて・・・
美容師はメーカーを信じて出した結果ではないでしょうか?

もちろん技術者の考え方などが要求されますが・・・
白髪染めと矯正技術の典型的な失敗例と判断できると思います。

natyがいつもお話をしている事

ベース作りカラーの頻度が多い方は矯正の薬剤に反応しやすい状態につくりかえられてしまうのですいくらトリートメントをしても残留物質が残っているののでは何もなりません。

トリートメントが剥がれたらカラー施術の回数分だけのダメージがもっと出てきます・・・
これでは何度何年たっても変わらなく時限爆弾を抱えて施術をしている感覚になります。


それでは施術後のです100%の改善には至っておりませんまだまだの状態です。
ですがこれが今日できる最善の選択での仕上がりとなります。

【施術後】

施術内容は根元より10Cmまで微調整しながら矯正施術
中間~毛先についてはビビりや過去の薬剤で過剰に溶解されているので当然アルカリ反応を伴う薬剤はNG最低限での薬剤反応で調整を致しました。

正直中間毛先をここまでにしてしまうと内部結合がない状態に近い為本来の髪質改善は難しいケースとなりますがこれからのカラー対策が一番の課題の方です。

カラーを上手くしていかなければ何も解決には至りませんアクア保湿カラーはこのような状況の方には最高に良い結果を導き出す毛髪内部を安定させる保湿水です。

ご自分の毛髪でお悩みの方はぜひお気軽にお問合せ下さい。イワイ

補足:同日、同世代で同じく初めてアクア保湿矯正をされた方です。


今回は初めてなので全体に施術を行いました塗り物で誤魔化さない自然な水分だけのツヤなのでべたつかず重くなりません。

アクア保湿矯正はこのように髪本来は自然のツヤが生まれるはずなのです^^