縮毛矯正の最大のリスクは何

今回は傷みの原因をさらに深く毛髪科学レベルで分かりやすくお話を致します。

ダメージはなぜ?
毛髪は18種類のアミノ酸からできています。
塩基性・中性・酸性とそれぞれ違いがあります。
そして異なったアミノ酸の結合でPPTとして長い鎖状につながる訳です

これをさらに束ねる為シスチン結合・塩結合・水素結合・ペプチド結合により3層構造の集合体組織としてキューティクル・コルテックス・メデュラがあります。

これらの大部分がケラチン蛋白となり残りはメラニン色素・水分・脂質となりますまた疎水性・親水性領域が存在し通常水分に浸すと30%水分を吸込む有限膨潤が起き・・・

乾かすと10%近くが毛髪に内部にとどまる状態ですが10%以下の状態ではダメージが進んでいると言う事す。

毛髪のPHとは酸・中性・アルカリの性質を持つアミノ酸ゆえに4.5~5.5がが等電点つまりキューティクルなどがしっかり閉じている状態です

簡単ですが毛髪について触れてみましたがこの様な内容から毛髪は酸・アルカリ・水分に反応することが少しはお分かり頂けましたでしょうか?

そこで我々美容施術ではアルカリ・酸などを使い毛髪に反応を起こさすわけですが成分がタンパク質のなので酸やアルカリにより過剰に繰り返し薬剤反応を与えることで毛髪としてのタンパク質が分解されなくなるわけです。
つまり毛髪内部が分解または溶解してしまう事で・・・
パサつく・・・
カラーの色持ちがが悪い・・・
パーマがかからない・・・
矯正してもたわみが出てる・・・
キレイに真っ直ぐにはならない・・・
この様に反応には欠かせないものですが過剰に取り過ぎることでリスクが生まれています。
この様なリスクを回避するためにアクア保湿エンパニがあります・・・